her favorite seasons発売によせて
ライナーノーツ、最後を飾らせて頂きます。Gt.Voの川島です。2人みたいに文才も語彙もないからラストに書くのは本当に荷が重いですが、とりあえず筆を進めてみます。
さて「her favorite seasons」という作品に自分なりにどうアプローチしようかと考えた時、2人と差別化もできるしギターのことについて書こうかなと思います。
まずは自分が使ってるギターの話とかしますか。ローラではFender Japanのジャズマスターをメインで使ってます。このギター最大のポイントは見た目のかっこよさですね。ボディがホワイトなら通常べっ甲のピックガードが付いてるのですがそれをミントグリーンに交換していてなかなか見ない組み合わせにしてます。ギターって本当に見た目が大事です。これは大好きなジョニーマーと名越由紀夫へのリスペクトも込めてます。ピックアップもダンカンの物に変えてます。
僕が現在所有してる中で最も安物のギターですが、やはりジャズマスターの音が大好きで、高校入学して買ってから使ってない時期はあったものの、かれこれ6.7年の付き合いです。センターで鈴鳴りのクリーンも出るし、リアにすればぶっとい歪みも出るのでローラの音像にはとてもあってると思います。
ギター裏面にはジャズマス使いなら誰もが一度は憧れる田渕ひさ子氏のサインがあります。実は。
と、詳しく語ったものの、今作品のRECではこのギター使ってません!!!笑
普段ローディーをやってくれてるヒラノクニオミという奴がいまして、彼所有のFreedom Custom Guitar Researchのジャズマスをお借りして僕のパートはほぼ全編録音しました。ヒラノありがとう。
これもとても良いギターで、ハムの音とシングルっぽい音に切り替えるスイッチがあって音のバリエーションが作れたので重宝しました。
girl’s bicycleとかLoversとかは音の壁というか厚みが欲しいなと思ったのでハムの音、
sweet dayzは太いながらも繊細さが欲しかったのでシングルのほうの音にして使ってます。
hot coffeはギターの鈴木所有の12弦リッケンをお借りして弾いてます。
これ弦を押さえるのがものすごく難しいですが、一度コードを鳴らせばビートルズ、バーズから続くギターポップの系譜が一気に浮かび上がってくるかのよう。本当に最高です。
彼はgirl’s bicycleとLoversではリードギターでリッケン弾いてるので是非聴いてみてください。歪ませて12弦でばりばりリード弾くのもなかなかクールです。ゆくゆくはこのリッケンが僕たちのバンドのアイコンになったらいいなと思ってます。
僕は根がオタクなのでエフェクターの話とかもまだまだ永遠に語っていられるのですがそろそろ皆さん興味無くなって来たと思うので、それはまた次回に、、
今回1枚のCDを作るにあたって痛感したのは普段聴いていてこれ良いアルバムだなぁと思う作品はアーティストは勿論プロデューサーやレコーディングエンジニア、ミックスエンジニア等々沢山の人の力がかっちりハマり奇跡的なバランスで成立しているんだなということ。CDを作るということは本当に大変な事です。この場を借りて携わって頂いた方々全員に心の底からの感謝を。
そんな事は言いながらも、とても良い作品が出来たと思います。自分のギターも歌も、やり直したい箇所が無いと言ったら嘘になりますが、それもまた瞬間を閉じ込めているってことで良しとしましょう。一刻も早くこの作品「her favorite seasons」が皆さんの手元に届き、
皆さんの生活に、この楽曲たちが少しの彩りを加えられたらいいなと思ってます。
Laura day romance 川島健太朗
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